最終価格 超特価 送料無料 Marcelino Lopez 巨匠 マルセリーノ ロペス 1957年 中南米ローズウッド フステロ 職人修理跡あり

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誠にありがとうございます。

Marcelino Lopez 巨匠 マルセリーノ ロペス
1957年 中南米ローズウッド フステロ 職人修理跡あり Barbadosケース トーレスサウンド

を出品いたします。
は、下記となります。


状態：

〈Marcelino Lopez〉

1957年製

スケール:約660mm（実測658mm前後）
ナット:約50.0mm

とにかく希少年代のマルセリーノロペスさん製作のクラシックギターです。

購入店では60年以前の個体は見た事が無いとの事でした。マルセリーノロペスさん 25-26歳の作となります。

トップ板に年代相応のクラックが複数箇所ありますが、職人の手でキチンと修正しております。

塗装は綺麗なので再塗装かと思います。その場合、綺麗に職人により塗られております。購入店ではセラックと伺った記憶がありますが、ややラッカー感もあります。

ペグはフステロに交換しており、同じスペインの楽器として、凄く相性が良いです。元のペグは付属しません。

年代からするととても綺麗ですが、打痕や弦飛び傷、スレはあります。古楽器を手にした事のない方は、少しご注意下さい。

表面板はスプルース、裏板はおおよそハカランダですが、年代が年代ですので中南米ローズウッドと記載します。

音質はとにかく凄く良いです。トーレス的な音質で、2〜3の製作家のトーレスモデルでも叶うかどうか。それ位、とてもとても美声な個体です。単音の透き通ったボイス。和音を奏でた際の一体感が特徴です。

当方、著名なギタリストに師事しており、コメント貰いました。

レイズドフィンガーやラティスブレーシングの様に、現代的に不自然に音量を稼ぐ楽器は、どうしても音色の操作が出来ないため、音量は大きいが表現力を抑制してしまう。当楽器は僅かにパワー不足は感じるが、それを加味しても、意図した音色が出せる凄い楽器。考えながら弾くと、グイグイ表現力が成長しそうな個体ですね。とコメント頂きました。

マルセリーノロペスさんは製作についての考え方を
プレスで下記の様に語っている様です。

当個体にもお考えがそのまま反映されています。

「私はトーレスとサントスの技法を使って製作していますが、現代のギターはトーレスを基本として、それが少し大きくなったにすぎず、この出発点（トーレス）の理解なくして、よいギターは生まれないでしょう」

「生活信条は愛情を持って働くということでしょうか、自分が楽しむ為に私は楽器を製作したいのです。よい楽器を作るためには芸術とは何か、音楽とはどのような音が必要かを理解せねばなりません。ギタリストも、ギターにはどんな音が必要かもっと考えねばなりません。よい才能が悪いギターによってどんどん潰されているのです」

「かつてのヴァイオリンやピアノのなどの楽器の製作者達は皆、その楽器を弾きこなせる能力を持つ、音楽家とも言える腕を持っていました。そして私もギターを作るうえでギターを弾けることは重要なことだと思います。現に私が弾けることにより、１本毎の微妙な違い、さらには年月を経た時の音の出具合などを確かめられ、大いに役立っていますから」

「私が求めるものはクラシカルな落ち着いた音色です。ギターは派手できらびやかな音も、大きな音量も必要ありません。私はギターはサロンの楽器である方が相応しいと思っています。」

またマルセリーノロペスさんについてですが、下記に触れておきます。

1932年マドリードで生まれたマルセリーノ・ロペスは、14歳のときに家具職人として働き始め、ギターをフランシスコ・タルレガの高弟、ダニエル・フォルテイアについて学び、コンサートにも出演するほどの腕前になりました。

1949年にはプロのギター製作家となり、自分が手にしたサントス・エルナンデスのギターを手本にして製作がはじまりました。
古楽器を好み、数々の銘器も復元しています。

1971年から数年間はエルナンデス・イ・アグアドの求めに応じ、この時期の同ブランドの製作にも従事していたのは有名な話。また大変な碩学として知られ、古今の歴史的名器の収集と研究、そして自身もそれらの優れたレプリカモデルを製作しています。特に意匠における工作精度の高さと洗練されたデザインはあのロマニリョス以上とも評されており、彼の楽器はどれも一流の工芸品としての完成度の高さも備え、スペインの名工たちの作品の中でも独特の気品を漂わせています。

日本では知名度は広くありませんが、アグアドの様に色々な製作家へOEMした作家ではない為、ハズレ個体が少ない様です。

マリアーノロペスさんの作品は、当ギター入手後に5本弾きましたが（1966.1988.1989.2004.2008 確か2008年にご逝去）絶対的な音量は2000年以降には劣りますが、オールドスペインやトーレス感、音の纏まり美しさやNO.1だと思います。

全く派手では無いですが、私の場合、タレガの曲などを歌わせると、えっ？昔のCDの音源？と錯覚する位、美しく歌います。

長々と特徴を語りましたが、良ければご参考にして下さい。
とにかくヨーロッパを中心に大人気の製作家で、
古楽器中心に相場がかなり上がってますので、
ぜひこの機会にご検討頂けますと幸いです。

また若干隙間がありますが、堅牢なBarbadosのハードケースをお付けします。ハードケースに入れ、クッション材で動かなくしまして、かつ段ボール梱包にて発送いたします。

以上長々と説明でした。
高額商品ですが希少な個体でもありますので、
ご検討頂けますと幸いです。

他サイトでも販売しております。
当サイトにてご入札頂きましたら、
他サイトでの販売は休止致します。

商品落札後、土日祝日中のみに、
送料無料にて発送させて頂きます。

ご検討の程、よろしくお願い申し上げます。